控えめに言っても、GraSPPでの時間は非常に刺激的なものでした。アジア内外から集まった最も優秀な仲間たちとともに、新興アジアにおける新しい政策の実施から、東アジアにおける国際政治の力学の理解、さらには中央銀行の最新の動向まで、幅広いテーマを学ぶ機会に恵まれました。理論と実務の両面から知見を授けてくださったのは、研究者であると同時に国際機関や政府の主要な政策立案者でもあることが多い、素晴らしい講師陣でした。先生方の経験と指導から大きな恩恵を受けましたし、新たに得た知識とスキルは、近い将来、社会に出たときに必ず役立つと確信しています。 在学中の特別なハイライトは、GraSPP Policy Challengeでした。チームメンバーとともに現実の政策課題への解決策を考え、ロンドン(英国)で、Global Public Policy Network(GPPN)に加盟する主要な公共政策大学院の代表者に私たちのアイデアを発表することができました。もう一つの節目となる出来事は、修士論文の完成です。論文では、日本銀行のETF買入れプログラムが金融市場の安定性に与える効果を定量化し、考察しました。 この1年を振り返ると、教員、事務局、そして学生の仲間たちにとても温かく支えられてきたと感じます。素晴らしい人々と仕事上のネットワークを広げることができ、その多くを友人と呼べることをうれしく思います。要するに、ダブルディグリーの学生として、ヘルティ・スクール(Hertie School)と東京大学の両方の卒業生を名乗れることに、私は心が躍っています。
学業以外の時間も、大切な思い出で満ちています。初めのうちは言葉の壁が課題で、終わりの時期はパンデミックに大きく影響されましたが、それらも東京と日本に対する私の高揚感には、取るに足らないへこみ程度しかつけられませんでした。歴史ある京都を旅し、東京の内外で何度も食べ過ぎて動けなくなり、現代日本の伝統的な側面と数多くのモダンな側面の両方を見ることができました。一番のお気に入りは、おそらく東京のナイトライフの探索で、特に六本木と渋谷です。昨夏の祭りも忘れられません。通りは人で埋め尽くされ、無数の屋台から漂う何百種類もの香りが入り混じった空気と、息をのむような花火の光景がありました。この旅がもうすぐ終わってしまうことを、それほど悲しんではいません。友人や家族とともに、必ずまた日本を訪れると約束しているのですから!