経済開発の分野で政策アナリストになるための研究スキルを磨きたいと考え、このインターンシップに応募しました。アジア開発銀行研究所(ADBI)はアジアの経済開発に関する著名な研究機関であり、最初の一歩を踏み出す場所として最適でした。また、職員という立場で身を置いたことのない国際機関の労働環境を体験してみたいとも思っていました。インターンシップの間、ポリシーブリーフの作成に向けてエコノミストたちとともに働くことで、ADBIで公共政策研究がどのように行われているのか、そして政策研究者を志す者にどのようなスキルセットが必要なのかを学びました。
リサーチインターンとしての私の仕事は、ADBIのジュニアおよびシニアエコノミストと協働して、女性が率いる輸出企業に関する研究を行うことでした。私たちの論文は、まもなくADBIのポリシーブリーフおよびブログ記事として公表される予定です。主なタスクは、STATAを使って、世界中の輸出企業を対象としたADBIの2016年調査データから記述統計を抽出し、先行研究に沿って、女性が率いる輸出企業の行動について興味深い説明を組み立てることでした。
インターンシップで最も有益だったのは、学校の計量経済学の授業で学んだことをデータ分析に応用する機会を得られたことです。さらに、よく整理された研究業務のおかげで、短い期間であっても、国際機関で政策研究を行う全体のプロセスを理解することができました。また、スーパーバイザーの丁寧なメンタリングは、将来のキャリアを前もって計画するうえで大きな助けになりました。
インターンシップを通じて、キャリアの次のステップに向けた貴重な教訓を得ました。何よりも、第一線で活躍するプロフェッショナルたちとともに働く中で、政策アナリストになるために自分に何が足りないのかに気づきました。なりたい自分になるためには、より高度な定量分析のスキルと、経済開発に関連する特定のテーマでの研究経験が必要だと、今でははっきりわかっています。ADBIでのリサーチインターンシップを終えて、公共政策と経済開発の専門家になるために何をすべきか、これまで以上に強く意識するようになりました。