感じたこと、学んだこと、そして結論
APEC Voices of The Future 参加報告
旅は午前3時30分に始まりました。無理やりベッドから起き出し、ほんの4時間前に詰め終えたばかりの荷物をつかみ、あわせて用意しておいた冷たいコーヒーを一気に流し込みました。一駅先の暗がりの中でユウイチと落ち合い、マニラはどれほど暑いのだろうかと、眠気まじりのつぶやきを交わしました。成田空港でほかの日本代表たちと合流し、最初の他愛ない冗談が飛び出したとき、私たちは皆、これが楽しく出来事に満ちた一週間になることを予感しました。11月のマニラは想像していたとおりの灼熱でしたが、ほかの若者たちはまったく意に介していないようでした。
ニノイ・アキノ空港に降り立つやいなや、私たちの顔合わせは始まりました。頼りない名刺と熱のこもった握手を交わすなか、太平洋各地から集まった代表たちはそれぞれの政治的見解を熱く語り、私たちの見解にも同じように興味津々でした。この1週間のプログラムの頂点はサミットそのもの(オバマや習近平といった世界の指導者たちの、ありきたりでリハーサルされたスピーチを聴くこと)だと言う人もいるかもしれませんが、私にとって VOF プログラムの最も貴重で、有益で、学びの多い側面は、今年参加した17か国のユース代表の仲間たちとの交流とネットワーキングの機会でした。
どの国の代表も英語を見事に操り、学問的なバックグラウンドにかかわらず、さまざまな分野に精通していました。代表たちの専門が、国際関係論から配管や建築まで、そしてその間のあらゆる領域に及んでいることを知り、嬉しい驚きを覚えました。話題が包摂的な成長や持続可能なビジネス慣行に移ると、洗練された意見を述べようとしない口は一つもありませんでした。多様な視点が APEC のようなフォーラムで美しく調和するのだということを、私はこのとき身をもって学びました。そしてこれらの声は、世界の指導者たちと共有できることを誇りに思えるユース宣言として結実しました。
私は今でも何人かの海外代表たちと連絡を取り合っており、芽生えたばかりの友情をこれからも育んでいくつもりです。彼らは私が人生でどこへたどり着くのかを楽しみにしてくれており、私も同じ気持ちです。私たちの対話がグローバルな舞台で何かしら役に立ったこと、そして来年の代表たちが私たちと同じくらい実り多い経験をできることを願うばかりです。