GraSPPに入学した目的は何でしたか?
GraSPPへの入学を志した一番の動機は、学術面・職業面・個人面の目標にありました。GraSPPの国際色豊かな学生と教員がもたらす多様な視点に富んだ、国際志向の環境で公共政策を学べることに惹かれました。加えて、国際機関での経験を持つ教授陣と関われることも、そこから得られる実務的な知見やネットワーキングの機会という点で魅力でした。そして、東京大学の名声と厳格な学術水準は、私の職業上の資質を高めてくれる質の高い教育を約束してくれるものでした。
GraSPPの魅力や刺激を受けた点は何でしたか?
GraSPPは東京大学で最も新しい研究科であり、公共政策教育に新鮮で革新的なアプローチをもたらしていて、活気あふれる学びの場となっています。グローバルな視点を重視する姿勢は、国際的な課題に向き合うための備えとなります。経済学と法学を統合したカリキュラムは公共政策への包括的なアプローチを提供し、複雑な課題に効果的に対処する力を学生に授けてくれます。さらに、GraSPPのインターンシップの機会は欠かせない実務経験と職業上のネットワークをもたらし、学術的な学びを実社会での経験で補って、バランスの取れた教育を実現しています。
GraSPPでの思い出深い経験・科目を教えてください
とりわけ特別な経験となったのは、2020年初頭の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックという困難を乗り越えたことです。最初の6か月間の対面授業は突然中断され、新しい学習形態への適応を余儀なくされました。この移行は大変でしたが、学生と教員の双方にレジリエンスと適応力を育むことにもなりました。学生ラウンジで過ごした時間も思い出深いものです。この空間は協働の拠点となり、仲間と昼食を、ときには夕食をともにしながら、刺激的な議論を交わすことができました。こうしたインフォーマルな場でのコミュニティの感覚は、支え合える環境となり、長く続く友情を育むうえでかけがえのないものでした。
また、グローバル金融規制(Global Financial Regulation)とグローバル金融政策形成(Global Financial Policymaking)の2科目でティーチング・アシスタントを務める機会にも恵まれました。この役割からは実に多くのものを得ることができ、科目への理解を深めると同時に貴重な経験を積むことができました。教授陣を補佐し、多様なバックグラウンドを持つ学生たちと交流することで、コミュニケーション能力が磨かれ、公共政策への情熱がいっそう強まりました。
日本で学ぶことの利点は何だと思いますか?
日本の教育機関は、高い学術水準と卓越した研究で知られています。日本で学んだことで、世界最高水準のリソースにアクセスし、優れた教授陣から学び、最先端の研究に携わることができました。日本での学びには、学術面にとどまらない利点もあります。日本は伝統と現代が豊かに融合した経験を与えてくれます。学生は、何世紀も続く伝統や祭り、芸術といった日本に深く根づく文化遺産に浸ると同時に、この国が誇る最先端の技術とイノベーションも体験できます。この融合は、日本社会の歴史的側面と現代的側面の双方について、バランスの取れた視点をもたらしてくれます。
また、日本での暮らしは安全で清潔な環境を提供してくれますし、効率的な公共交通機関のおかげで国内をめぐるのも便利です。これほどユニークで秩序ある社会で生活する経験は、自立心と適応力を育んでくれます。
これまでのキャリアはGraSPPでの学生生活に影響しましたか?
はい、私のキャリアはGraSPPでの学生生活にある程度影響しました。GraSPPに入学する前に公共部門で4年間働いていたことで、公共政策のさまざまな側面について実務的な視点を持つことができました。この実務的な視点は、議論や課題への取り組み方に影響を与えました。新卒の学生たちと協働できたこともありがたい機会でした。異なる視点や理論的な知識を持ち寄る仲間と取り組むことで、自分の視野が広がりました。こうした意見の交換はとても豊かなもので、実務の知見と新鮮で革新的なアプローチを融合させて、公共政策の課題に向き合うことができました。
GraSPPはあなたの人生にとってどんな意味を持ちましたか?
GraSPPは私の人生の転機となりました。国際的なキャリアへの重要な架け橋となってくれたのです。個人のレベルでも、GraSPPは多様な文化や視点への理解を豊かにしてくれました。世界中から集まった学生や教員と交流することで世界観が広がり、異文化コミュニケーション能力が高まりました。GraSPPで築いた友情やつながりはかけがえのないものであり、支えとなる国際的なネットワークを与えてくれました。
学生へのアドバイス
あらゆる学びの機会を受け入れて、GraSPPでの時間を最大限に生かしてください。教授や仲間と密に交流し、多様な知見を得ましょう。インターンシップ、国際会議、研究成果の出版を活用して、自らの歩みを豊かにしてください。最後に、楽しむこと——学びは楽しんでこそ花開きます 😊