11月14日から20日にかけて、APEC Voices of the Future がペルーのリマで開催されました。私は日本代表団のエデュケーターとして参加しました。エデュケーターとして、私は個別面談のロジスティクスの調整を担当し、日本のユース代表のリーダーを務めました。
リマへ行く前に、私たちは日本代表団として、プログラム最初の2日間にあたる APEC Voices of the Future 2016 ユースフォーラムで発表するスピーチを準備しました。今年のテーマは「質の高い成長と人間開発(Quality Growth and Human Development)」でした。私たちは、「質の高い成長と人間開発」を実現するうえで日本が直面している問題についてブレインストーミングを始めました。議論の末、多様性の欠如が日本にとって重要な問題である(人口減少、イノベーションなど)という結論に至りました。スピーチでは、日本の現状のイメージが伝わるストーリーから語り始め、日本のオフィスや学校、地域社会における女性や外国人従業員の少なさなど、日本の多様性がいかに限られているかを示す例を挙げました。しかし、私たちが焦点を当てようとしたのは、日本のネガティブな側面を提示することではありません。状況を変えるために日本の若者が成し遂げてきたこと、そして APEC の未来のためにこれから若者に何ができるのかに焦点を当てたいと考えました。私たちは、私たちの大学院である GraSPP で学んだ多様性の重要性を強調しました。そして、私たち若者こそが、日本が古い仕組みを変え、自分たちの内にある偏見をなくしていくよう導けると信じています。各エコノミーがスピーチを発表した後、各エコノミーの代表者が集まり、その年のユース宣言の草案を作成しました。代表チームからは、(今年は APEC の21エコノミーのうち14エコノミーが参加しましたが)14のエコノミーが一つの宣言に合意するのは非常に困難ながらも実り多いプロセスだったと聞きました。
4日目から6日目は APEC CEOサミットでした。一部のイベントには参加できなかったものの、とても刺激的なパネルディスカッションやスピーチを聴くことができました。世界中の CEO たちがグローバルなレベルでネットワーキングし、関係を築いていく姿を眺めているだけでも、学生である私たちには心躍るものでした。最も刺激を受けたのは個別面談でした。日本代表団は、政府、企業、そして APECビジネス諮問委員会(ABAC)の関係者と面談する機会に恵まれました。皆さんがそれぞれの経験を共有し、交渉からチームビルディングまで、ご自身の国際経験にまつわる示唆に富むお話を聞かせてくださいました。面談は励みになり、将来は彼らのようになりたいという意欲をかき立てられました。
テクノロジーのおかげで、ユース代表たちとは今も連絡を取り合っており、この関係をこれからも続けていくつもりです。将来、政府関係者や CEO となった代表たちと、実際のビジネス交渉の場で再会できる日が待ちきれません。